光学フィルターについて

光学フィルターは大まかに分類すると、吸収タイプ反射タイプの2種類があります。

吸収タイプとは入射した光に対して、必要な波長、光量を透過(通過)させて、それ以外の光を吸収してしまうフィルターです。 入射角度にあまり関係なく、透過と吸収の立ち上がり・たち下がりも緩やかです。分光特性やサイズの選択には制限がありますが、安価の上、加工し易いフィルターです。 50×50mm(最大165×165mmまで)よりご希望のサイズのカット、丸め、穴あけ等々の加工ができますので、ぜひ当社へご相談ください。

反射タイプとは、ガラス基板に特殊金属コーティングまたは誘電体を施し、それにより必要な波長、光量を透過(通過)させて、それ以外の光を反射してしまうフィルターです。 光の入射角度に大きく関わり、急激な立ち上がり・立ち下がりが特長です。また、コーティング膜の取扱いや、使用環境には注意すべき点がありますが、分光特性やサイズ選択には 自由が効くなどのメリットがあります。ご希望の寸法、中心波長、透過率や反射率等々の特性についても、ご指定頂ければ、特注加工いたしますので当社へご連絡ください。

ハーフミラーの表と裏の見分け方

ハーフミラー(プレート型ビームスプリッター)には表と裏があります。

ハーフミラーを真横から見るとミラー面ARコート面があります。ミラー面が使用する面です。ミラー面から縁を透かしてみますと反射が強くグレーに見えます。(端面は見えない)
ARコート面から縁を透かしてみますと反射が弱く透明に見えます。(端面が見えます)

ハーフミラーの表と裏の見分け方

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