1億2,000万画素カメラ(センサーサイズ:APS-H ピクセルピッチ:2.2μm)用のレンズです。
倍率に応じレンズ群を動かすフローティング設計により、全作動距離において収差を抑制します。
本レンズは液晶パネルの検査等のマシンビジョン分野で使用されていますが、カメラ愛好家の方向けに
ニコンZマウントレンズもご用意しました(数量限定)。お気軽にお問い合わせください。
S社カメラとM67-120MAを用いてUSAF-1951ターゲットを撮影しました。その画像とMTF設計値が図1です。
比較対象として同じS社カメラとS社レンズで撮影した画像が図2です。
M67-120MAは光学設計値はMTF理論値に近く、ほぼ無収差です。ただしAPS-Hのφ35mmを収差補整領域としており
36mm×24mmのフルサイズカメラでは四隅の収差は悪くなります。また、遠距離撮影では四隅にケラレを生じます。
M48マウントモデル
1.フローティングリングに記載の倍率を目安に、フローティングリングの指標を合わせる。
2.フォーカスリングの距離を、WDに合わせる。
3.フォーカスリングを回し、中心視野にてピントを合わせる。
4.周辺視野において、クリアな像が得られていないようであれば、フローティングリングを回し、周辺部のピントを合わせる。
(必要あればフォーカスリングを微調整する。)
※フローティングリング、フォーカスリングの指標はピント調整を行う際に始点となる目安です。
上記手順によるピント調整の結果、実際のWD/倍率とリングの指標は一致しないことがございます。